メムリ(MEMRI) - 中東報道研究機関 緊急報告シリーズ
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THE MIDDLE EAST MEDIA RESEARCH INSTITUTE

緊急報告シリーズ


 
Special Dispatch Series No 1141 Apr/25/2006

ムスリム同胞団の子供向けウエブサイトは言う:アメリカはムスリム世界の支配を熱望しているーーそして我々の役割は、アッラーの敵に対するジハードに備えることだ。また、子供たちを殺害することはユダヤ教(の慣習)の一部である

エジプトのムスリム同胞団のウエブサイトのホームページ

http://www.ikhwanonline.com

は、子供向けのウエブサイトhttp://www.awladnaa.net

(「アウラードナー(我々の子供たち)」)

にリンクしている。このサイトにはーー異端者一般、とりわけアメリカに対するジハードの賞賛、ユダヤ人がどのようにしてアッラーの預言者25人を殺害したか、ユダヤ人が習慣的に子供たちを殺害しているといったーー相異なる問題に関するさまざまなセクションがある。また、他のページには(スペインの)セビリヤとアンダルシアをムスリムの大ホームランドの一部と言うテキストが掲載されている。これらテキストは、両地域がムスリムの統治の下で享受した長期間の繁栄について述べている。

以下は、子供向けのウエブサイトに掲載されたテキストの抜粋である。

我々の兄弟であるムジャヒディン(ジハード戦士)に殉教を与え、そしてイスラムに勝利をもたらすよう、我々はアッラーに懇願する

子供たちのためにwww.awladnaa.net

に掲載された記事の中に、ジハードの賞賛がある。「一般教養」と言うタイトルがついたページには、「ジハードを戦う預言者」と題する記事がある。その記事は「預言者は異端者と偽善者に対してジハードを戦い、彼らにこう警告を与えた。お前たちの避難場所は地獄である、お前たちの運命はなんと不吉なことか、と」※1

このサイトにはまた、アフガニスタンとイラクにおける(イスラム過激派などの反米)抵抗運動を賞賛する記事が掲載されている。ムスリム世界の様々な地域を概説する「私の大ホームランド」と言うタイトルのセクションはこう述べる。アフガニスタンは「現在、ムスリム世界の支配を切望する抑圧的なアメリカの占領下にある。(この占領は)アフガニスタンで始まった。そして、我々の最愛の地イラク(に移った)。そして、おー見よ、アメリカは現在シリアなどを脅かしている。(ブッシュ米大統領は)ムスリム世界に対する十字軍を宣言した。そして、我々の役割は、アッラーの敵に対するジハードに備えることだ」※2

同サイトはまたイラクについてこう言う。「現在行われているイラクの抵抗運動は、独立闘争とアメリカの侵略を排除する(闘争の)最も美しい例証である。我々はアッラーに以下のことを要望する。ムジャヒディンの兄弟が自らの手でアメリカの侵略を排除すること、アッラーのための殉教をムジャヒディンにお与えになること、イスラムに勝利を与え、ムスリムを強化されること、あらゆるところで我々の兄弟の血をお守りになることだ」※3

ユダヤ人はアッラーの預言者たちを殺した、また子供たちを殺し、イスラム諸国に対して陰謀をめぐらす

同サイトはジハードと抵抗運動を賞賛する記事を掲載するとともに、反ユダヤ主義にスポットを当てている。例えば、「一般教養」のページは、スエズ運河、オレンジ、ホンムス(ひよこ豆の料理)、アプリコットといったさまざまなトピックとともにユダヤ人に関する記事を掲載している。「あなたは知っていたか」という記事は次のように言う。

「あなたは知っていたか。ユダヤ人がアッラーの預言者25人を殺害したこと、また、彼らの暗黒の歴史が殺人と堕落の罪で満たされていることを。

「貴方は知っていたか。犯罪者のユダヤ人がしばしば我々の主の悪口を言い、悪態をついていることを。彼らの発言の中に、『アッラーの手は鎖で縛られている(人間に自由に恵みを授けることはできない)』(コーラン5章64節)という発言がある。(しかし)アッラーは、これを超越している。

「あなたは知っていたか。ユダヤ人が、我々の最愛の預言者(ムハンマド)の暗殺を何度か図ったが、全能のアッラーは、ユダヤ人の陰謀から預言者を救われたことを。

「あなたは知っていたか。現在世界に広がる堕落と逸脱は、ユダヤ人による活動と計画の結果であることを。彼らの関心は、アッラーの道から人々を迷わせ、遠ざけることにある。

「あなたは知っていたか。我々の最愛のパレスチナの地と聖地を占領するユダヤ人が、その他のムスリム諸国家の占領も計画していること、ユーフラテス川からナイル川に至る大イスラエルの樹立を計画していること、ユダヤ人が我々の最愛の預言者の墓で発掘を計画していることを。

「あなたは知っていたか。ユダヤ人が今日、テロに対する戦争の名目で、イスラムとムスリムに対し全世界を煽動していることを。また、ユダヤ人が、イラクとアフガニスタンに対して行ったように、その他のムスリム諸国に対しても陰謀を企てていることを」※4

また、「メンバー参加」セクションの記事ーータイトルが「子供たちの殺害はユダヤ教の一部」で筆者はマハムード・ナビールMahmoud Nabilーーは、こう主張する。「(他者を)殺害するユダヤ人の観念ーーまさに祭儀のレベルにまで達したその観念に関し(ユダヤ教の律法)トーラーから証拠を集めること」は可能である。例証はイザヤ書と申命記に示されている。※5

アンダルシアはイスラムの大ホームランドの一部である

「私の大ホームランド」というセクションは(スペインの)セビリヤとアンダルシアをエジプト、ダマスカス、(エルサレムの)アルアクサー・モスク、イスタンブール、ボスニア・ヘルツェゴビナやモルジブなどとともにムスリム・ホームランドの一部として、こう述べる。「アンダルシア」の下「スペインには現在70万のムスリムが住む。うち、20万人が(スペイン)生まれで、同国籍を有している。ムスリムの大半はマドリードやバルセロナやバレンシアななどの大都市に住んでいる。スペインには約300のモスクと(ムスリムの)礼拝家屋があり、その三分の一は首都に集中している。

「イスラム文化センターIslamic Cultural Centerは、(スペインの)ムスリムのための、大半の宗教問題に関する権威の主要源と見なされている。かつてスペインはイスラムの統治下、長期間の繁栄を享受したが、同センターは現在、同国のムスリムが必要とする多くの主要なサービスを提供している」※6

注:

[1]http://awladnaa.net/madena.php?ID_subject=37&do=show&cat=5

[2]http://awladnaa.net/madena.php?ID_subject=50&do=show&cat=7

[3]http://awladnaa.net/madena.php?ID_subject=51&do=show&cat=7

[4]http://www.awladnaa.net/madena.php?ID_subject=223&do=show&cat=5

[5]http://www.awladnaa.net/madena.php?ID_subject=226&do=show&cat=11.

[6]http://awladnaa.net/madena.php?ID_subject=161&do=show&cat=7


 

 

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