メムリ(MEMRI) - 中東報道研究機関 緊急報告シリーズ
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THE MIDDLE EAST MEDIA RESEARCH INSTITUTE

緊急報告シリーズ


 
Special Dispatch Series No 1160 May/25/2015

国際社会とヒズボラに保護を求めるレバノンのキリスト教徒社会
E・B・ピカリ*

Inquiry and Analysis

国際社会とヒズボラに保護を求めるレバノンのキリスト教徒社会

ISJNの恐怖に直面し武装化も推進―

EB・ピカリ*

はじめに

ジハード組織が、レバノンを含む中東で力を増やし、特にシリアとイラクの相当な地域がIS(イスラム国)の手に落ちて以来、その勢いが増している。ISはその勢力圏に過激イスラムを強要しようとしており、レバノンのマイノリティであるキリスト教徒社会とドルーズ教徒社会は、将来を恐れ、存続の危機さえ感じている。最近レバノンで起きたいくつかの事件が、この恐怖をつのらせる。例えば2014年8月初旬、ISとナスラ・フロント(Jabhat Al-Nusra. JN)が、レバノン北東部の国境の町イルサリンに侵入し、レバノン住民とシリア難民の手を借りて、当地のレバノン兵と治安将校を合計数十名拉致している。その後、ISとJNの民兵達が、レバノン南部のイスラエルに近い町、ブリタルを襲撃しようとした。レバノン東部及び東北部国境に近いシリアの町、アル・カラモウン(Al-Qalamoun)域でアサド政府軍と反政府軍が戦った後、この二つの組織がレバノンに侵攻するという報道がいくつか流れた。更に2014年10月初旬、ISとJNの集団が、シリア難民に支援され、トリポリを初めレバノン北部域でレバノン軍と衝突した。レバノン国軍筋によると、この武力衝突はISとJNの総合的計画の一環である。シリア西部のアル・カラモウン域と地理的に一体化する狙いがある。

更に、この1年の間に、レバノン各地で親ISのグラフィティが教会やキリスト教系学校の近くに描かれるようになった。ISがやって来る。キリスト教徒は皆殺しだ、と威嚇しているのである。

レバノンの少数派社会は、さまざまな恐れに直面している。レバノン東部国境域でISとJNに包囲され、しかもその武装諸集団はレバノン国内のスンニ過激派集団とシリア難民によって積極的に支援されている。それだけではない。シリア内戦がレバノンに飛び火する恐れもある。彼等の懸念は、レバノン政府が脆弱で、レバノン国軍に少数派社会を守る力がないことで、倍加される。更に武装勢力に攻撃された時外部から支援の手が差しのべられることもない。精々移民許可をだすのが関の山である。そのような孤立感が不安をあおる。

キリスト教徒社会は、この状況に対応すべく、武装化を進めるところが多くなった。更に、ヒズボラを含むレバノン国内の諸勢力と組んで、存続をはかろうとしている。彼等は会議を開き、声明をだして宗教的寛容を訴え、国際社会の保護と支援を求めている※1。

本記事は、レバノンの少数派であるキリスト教徒社会の不安、キリスト教徒と過激スンニ派との間にみられる緊張、キリスト教徒の武装化の動き、保護を求めてヒズボラへ接近していく傾向を考察する。更に、自分達のおかれている状況を国際社会に訴え、穏健派スンニ指導部の助力を得てスンニ過激派主義を押さえようとする努力も概括する。

スンニ対キリスト教徒の緊張―キリスト教徒はISJNの旗を焼き、スンニは十字架を汚し、落書きで威嚇する

2014年後半レバノンのメディアがキリスト教徒社会の抱く恐怖と不安について、大々的に報じた。ISとJNに代表される過激派ムスリム社会の敵意。レバノンのスンニ派とシリア難民の過激派支持。支持を背景として2014年8月イルサルで勃発した武力衝突。そしてその2ヶ月後トリポリで起きたレバノン国軍とIS及びJNの関係する武装集団との戦闘。キリスト教系の学校、教会そして個人宅の壁にも威嚇する落書きがスプレーで描かれる。

2014年8月30日、ベイルートのキリスト教徒地区アル・アシュラフィヤで、キリスト教徒の青年達が、シャハダ(ムスリムの信仰宣言、アッラー以外に神は存在せず、ムハンマドはその使者なり≠フ意)をつけたISの旗を焼いた。レバノン兵2名の処刑など過激派の犯罪に抗議する行為であったが、過激派の影響を恐れる背景がそこにはある。キリスト教徒のオンライン活動家達もISの旗を焼けというキャンペーンをはっている※2。レバノンのリフィ法相(Ashraf Rifi、スンニのアル・ムスタクバル派)は、内戦を煽るとして旗焼き犯を厳刑に処すと述べている。一方バッシル外相(Gebran Bassil,ミシェル・アウンのキリスト教党)はISとイスラムを区別するように呼びかけた※3。

Protesters burn ISIS flag in Christian area of Beirut (source: Dailystar.com.lb, September 1, 2014)

翌日(2014年8月31日)、トリポリのスンニ派住民達が十字架二つを焼き、市内にあるいくつかの教会にISが来る。待っていろ≠ニいう落書きをスプレーした※4。

"We have come to slaughter you, worshippers of the cross" on the wall of a Christian school in Tripoli (Al-Safir, Lebanon, September 2, 2014)

その後数週間、親ISで反キリスト教のグラフィティがレバノン各地で多数スプレーされるようになる。北部レバノンのズガータ(Zghata)の教会の壁にISが来る、待っていろ≠ニいうスローガンが書かれ、南部の町ティレに近い地域でも同じことが起きている※5。アッラー以外に神は存在せずーイスラム国≠フスローガンはベッカー高地西部のガーザでもスプレーされた※6。北部の町アル・ミナの教会ではISが十字架を打ち砕く≠ニいう落書きがあり※7、トリポリのキリスト教系学校の壁にはこれから我々は十字架の崇拝者を皆殺しにする≠ニいう威嚇が描かれた。

"We have come to slaughter you, worshippers of the cross" on the wall of a Christian school in Tripoli (Al-Safir, Lebanon, September 2, 2014)


"The Islamic State is coming" on a church wall in Al-Mina (Alnashra.com, August 31, 2014)

国際社会の保護を求める集会とアピール

レバノンのキリスト教徒は、ほかにもいくつかの方法で脅威に対応している。メディアのレベルでは、国際社会の保護を求めるために抗議集会や会議を開き、声明をだすなどして、窮状を訴えている。集会では、レバノン及びアラブ世界の穏健派スンニと連帯して過激派スンニと戦う必要性が叫ばれている。例えば2014年8月7日、レバノンの東方教会の司教達が集会を開き、キリスト教徒の殺害を禁じるファトワをだすように、スンニ及びシーア両派の聖職者達に呼びかけた※8。

9月3日にはアル・ラヒ大主教(Bechara Boutros al-Rahi)に率いられるレバノンのマロン派聖職者達が「過激主義とタクフィリ(他の宗派を不信仰者とみなすスンニの一派)の集団が実行している、あらゆる種類の差別、迫害、追放及び殺害」に反対する声明をだした。「よく知られているイスラムの価値観とは無関係の関心と意図のため、宗教を悪用する者」と糾弾している。更にこの声明は、「(キリスト教徒の)悲劇に終止符を打つため必要な対策をとるよう」、国際社会、国連、安保理そしてハーグの国際刑事裁判所に呼びかけている※9。9月9−11日ワシントンで開催された、アラブ中東域におけるキリスト教徒の状況に関する会議で、アル・ラヒ大主教は、このキリスト教徒達を保護するようアメリカに訴えた※10。

キリスト教徒の武装化と保護を求め国軍及びヒズボラへ傾斜

キリスト教徒達は、武力で攻撃する過激派に対抗するため、武装化を進めると共に、レバノン軍と治安部隊或いはヒズボラと協力し、保護を求めている。親ヒズボラ派レバノン紙Al-Akhbarは、2014年9月17日付で、キリスト教徒社会の軍備、安全保障上の用意について一連の記事を組んだ。ベッカーの北部域は、IS及びJNと境界を接するが、ヒズボラの支配下にある。ベッカー中央域の町村はシリア国境に近い。ティレ及び南部域はヒズボラの支配下である。レバノン山脈には主にドルーズ教徒が居住する。そして北部は殆んどスンニ派住民であり、住民のなかには或る程度過激派組織を支持する者がいる。


(Source: Worldmaps.net)

この一連の記事は、キリスト教徒の大半が武装しつつあると報じている。いざという時に備えているのである。全く独自に或いはキリスト教徒の政党の助けを得て武装し、或いはヒズボラに保護を求めているところもある。なかには、軍や地方議会と協力して、地域内パトロール、シリア難民の動静調査、難民キャンプの夜間外出禁止など、活発に治安維持活動をやっているキリスト教徒社会もある※11。

武装して自衛するかどうか、保護を誰に求めるかについては、いろいろ考慮するところがあるようである。その要素のひとつが、どの政党と関係が深いのかである。キリスト教徒社会のなかには、ミシェル・アウンの自由愛国運動と連帯しているところもある。この運動は、ヒズボラが先頭に立つ3月8日勢力の一部である。カタエブ党とレバノン軍団党を支持する社会もある。こちらは3月14日勢力の一部で、3月8日勢力とはライバル関係にあり、ヒズボラを含め非政府組織の武器所有に反対している。シリア国境に近いかどうかも考慮すべき要素である。シリア国境に近いというのは、ISとJNがアサド政府軍及びヒズボラと戦闘中の地域に接近しているということである。この地域から武装民兵がイルサルやレバノン東北部の町へ侵入する可能性大で、武装して自衛する必要性も大きくなる。第3の要素は、キリスト教徒の間に武装を嫌う傾向がある点である。特にレバノン山脈に住むキリスト教徒社会に、この傾向が強い。レバノン内戦時の経験があるからである。前出Al-Akhbar紙記事は、キリスト教徒社会のなかにみられる隔たりを指摘している。つまり一般市民はキリスト教徒指導部が宗派と党派の大同団結のもとキリスト教徒の武装化を期待しているのに対し、指導部自体がだしている声明は武装化反対なのである。

Al-Akhbar紙の記事のひとつは、ベッカー高地北部の国境の町アル・カア(Al-Qa`a)では、キリスト教徒達が、宗派党派が団結し、夜間武装哨戒隊を作り、警察と協力して武装集団の越境侵入を防止している。又、ムクタル(Mukhtar)の町は、「レバノン軍とヒズボラがキリスト教徒を見放すことはない」と宣言している。

別の記事は、ベッカー中央部ザハレ地方所在のアミン・ジュマイエルのカタイーブ党役員の発言を引用している。党の支持者達がキリスト教徒の武装化をプッシュしており、党としてこれに反対しているが、圧力に抗しきれず、必要な時がくれば、どの党どの勢力とでも(ヒズボラを含め)安全保障の関係を築いてもよいと述べた。同じ地域のレバノン軍団党(サミール・ジャアジャア党首)の地域調整担当者は「我々は誰にも武器を渡してはいない。しかし、自衛の必要がある人々に対しては、自費で調達するようアドバイスしている」と言っている。一方、ミシェル・アウンの自由愛国運動の地域調整担当者は「党としては武装化構想に反対していた…しかし、手に負えない状況になれば、勿論坐して何もしないという訳にはいかない」と述べた。

前出新聞の三番目の記事は、ベッカー北部にいる武器取引業者の発言を引用して、「多数のキリスト教徒が個人用兵器を購入している。なかには大型兵器を備える者もいる」、「この地域ではキリスト教徒社会の各党派が保存武器を放出して、支持者達に渡している」、「3月14日勢力のキリスト教徒支持者達は、武器を求めヒズボラに頼り、いざという時は一緒に戦うとさえ言っている」と述べた※12。

一方、3月8日勢力を支持するAl-Safir紙は、ヒズボラがベッカー北部のキリスト教徒を守ると約束した、と報じている※13。

抵抗旅団に加わり、ヒズボラの指揮下に入ったキリスト教徒民兵

驚いたことに、キリスト教徒社会のなかには、いざという時ヒズボラに頼ろうとするだけではなく、民兵隊をヒズボラの指揮下に入れることを決めているところさえもある。レバノン・メディアで報道された、いくつかの記事によると、ヒズボラが多数のキリスト教徒を募集し、抵抗旅団(Saraya Al-Muqawama)に入隊させている。この民兵組織は、ヒズボラのために戦う有給戦闘兵で構成されている。

Al-Nahar紙が2014年11月12日付で、ヒズボラの隊員募集について報じた。この報道によると、ヒズボラがIS及びJNと戦うため、キリスト教徒、ドルーズ及びスンニ派住民を抵抗旅団に入隊させ、訓練し武器を与え、月1500から2500ドルの給料を払っている。ヒズボラに加わるキリスト教徒の若者達は、ISの勃興で危機感を募らせいる者であるが、なかには経済的苦境から入隊する者もいるという※14。

同じ日Al-Nahar紙は、抵抗旅団指揮官との匿名インタビューを掲載した。それによると、あらゆる宗派から多数の若者が入隊を希望しているが、その殆んどはキリスト教徒であるという。レバノン北東部の町ディル・アル・アフマルとラス・バールベクには、二つのヒズボラ系民兵隊があり、その隊員数百名はすべてキリスト教徒である、とその指揮官が述べている※15。


Saraya Al-Muqawama members in a training camp (Source: Al-Nahar, Lebanon, November

メディアの報道は大半が、ヒズボラの抵抗旅団に入隊するキリスト教徒は自由愛国運動の支持者であると報じている。長年にわたりヒズボラの盟友である、ミシェル・アウンに率いられた運動である。例えばAl-Nahar紙は、2014年9月13日付で自由愛国運動に反対するキリスト教徒の発言を引用し、この運動とヒズボラが一緒になって、レバノン南部のジェジンにキリスト教徒旅団をつくった、と報じた※16。一方、レバノンのニュースサイトNowlebanonは、2014年10月4日付でシドンの匿名人権活動家の発言を引用し、ジェジンでヒズボラ幹部と自由愛国運動の支持者達が密かに会合を開き、自由愛国運動の支持者が構成される、キリスト教徒旅団の編成について話合ったとし、ヒズボラはキリスト教徒の若者を武装させ月額500ドルで自分達の村を守らせている、と報じた。一方当の自由愛国運動はこの報道を否定し、キリスト教徒の武装化構成には反対していると主張している※17。ジェジン地区の町村組合もこの報道を否定している※18。

しかしながら、レバノン南部のキリスト教徒の動静を報じたAl-Akh bar紙は、キリスト教のなかには、3月14日勢力に属する者も含め、抵抗旅団の一部として密かな訓練と武装化をヒズボラに要請した者がいるとし、シドン南の町の長老や町長が、ヒズボラの政治局員ザイナブ(Ghaleb Ab-Zainab)との話合いでヒズボラに保護を求めた、と書いた※19。

2014年11月12日、3月14日勢力の事務局が、「所謂抵抗旅団という装いのもとで、ヒズボラの管理下で進められている現今の武装化現象」を指摘し、「このようなことはレバノン社会の安定を脅かす」と非難した※20。

ヒズボラは、キリスト教徒とドルーズを味方につけるため、ジハード集団の恐怖をたきつけている

ヒズボラとそれを支持するメディアは、ISとJNの恐怖をキリスト教徒とドルーズの間にたきつけ、彼等を武装させようとしている。更にこの組織は、武器を持ちシリアに軍事介入をおこなっていることを正当化し、レバノンの少数派社会を守り得るのはこの組織しかないとの主張を前面に出す一方で、抵抗旅団に少数派の若者を入隊させて力をつけようとしている。この方法を以てヒズボラは、少数派社会特に3月14日勢力を支持するキリスト教徒社会、そしてワリード・ジュンブラートを支持するドルーズ社会の政治的支持を、確保したいと考えている。この件に関してレバノン選択党(Lebanese Option)の党首アスアド(Ahmad Al-As`ad 反ヒズボラのシーア派である)は、「ヒズボラは、ベッカーでキリスト教徒、スンニ派及びドルーズの若者達に接近して募集活動をおこない、金でつり、将来に対する不安感をあおって入隊させている…ヒズボラは、このようにしてシーア派青年に加えて他の宗派の者も、(シリアでの)死のゲームへ赴かせているのだ…ヒズボラは、(武器の不法所持という非難を)かわすため、この国を武器であふれ返させ、さまざまな党派の支持を得ようとしている」と主張している※21。

ロンドン発行のサウジ紙Al-Sharq Al-Awsat元編集長タリーク・アルホマイエド(Tariq Alhomayed)も、同じような見解を述べている。2014年11月15日付同紙論説で、「ヒズボラは、シリアでの行動を正当化するため各宗派の支持を必要としている。支持が得られるなら、犯罪人アサドと戦う唯一の存在ではない、と言い逃れができるわけである」と主張した※22。

*E・B・ピカリはMEMRIの研究員:

[1] 例えば、アズハルは2014年12月3日カイロで反暴力・反過激主義を呼びかける国際会議を開催、120ヶ国からイスラムとキリスト教の聖職者数百名が参加した 。 Al-Mustaqbal (Lebanon), December 5, 2014.

[2] Lbcgroup.tv, September 8, 2014.

[3] Al-Hayat (London), August 30, 2014. 2014年9月14日付レバノン紙 Al-Naharは、アル・アシュラフィヤで反シリア難民の落書きがあった、と報じた。

[4] Alquds.co.uk, August 31, 2014; Al-Safir (Lebanon), September 1, 2014.

[5] Lbcgroup.tv, August 31, 2014; Al-Nahar (Lebanon), September 5, 2014 Al-Mustaqbal (Lebanon), November 7, 2014.

[6] Saida-facts.com, September 3, 2014.

[7] Al-Akhbar (Lebanon), September 5, 2014.

[8] Al-Mustaqbal (Lebanon), August 8, 2014.

[9] Aljadeed.tv, September 3, 2014.

[10] Al-Mustaqbal (London), September 11, 2014.

[11] いくつかのキリスト教徒の町で難民に対する夜間外出禁止令が出ているという報道については、次を参照。Al-Sharq Al-Awsat (London), August 16, 2014.

[12] Al-Akhbar (Lebanon), September 17, 2014.

[13] Al-Safir (Lebanon), September 9, 2014.

[14] Al-Nahar (Lebanon), November 12, 2014.

[15] Al-Nahar (Lebanon), November 12, 2014.

[16] Al-Nahar (Lebanon), September 13, 2014.次も参照 Al-Mustaqbal (Lebanon), September 16, 2014.

[17] Now.mmedia.me, October 14, 2014.

[18] Al-Mustaqbal (Lebanon), September 14, 2014.

[19] Al-Akhbar (Lebanon), September 17, 2014.

[20] Al-Mustaqbal (Lebanon), November 13, 2014.

[21] Al-Mustaqbal (Lebanon), November 14, 2014.

[22] Al-Sharq Al-Awsat (London), November 15, 2014.


 

 

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